上下顎前突の改善例
上下顎前突の改善例












治療の途中経過を見る
診断名
上下顎前突症
主な症状
骨格的に上下のあごの骨の位置に大きな問題はありませんでした。しかし、上下のあごに対して並んでいる歯が大きく、上下の前歯の前方への突出が著しく見られました。歯茎の骨ごと前歯が前方に傾斜することで、上下の唇も突出し、口元も閉じにくい状況でした。口元の改善を大きく狙うために抜歯して矯正治療を行いました。抜歯をすると決断するならば、歯を抜いて得られたスペースを最大限に有効活用して、口元の改善につなげることが望まれます。一方でこの症例では、親知らずは骨の中で傾いて埋まっていました、できるだけ多くの歯を残す努力として骨の中の親知らずを並べる治療を行いました。結果として、緊密で美しいかみ合わせ、横顔の審美性の改善も大きく得られたと同時に、28本という多くの歯を残すことができました。当院では、審美的で、機能的な、かつ、多くの歯を残す妥協のない、バランスのとれた高い質の矯正治療を実践します。
治療内容
上下左右の第一小臼歯を抜歯して、上下左右の親知らずを並べて28本の歯を残したマルチブラケット治療
年齢・性別
19歳・男性
治療に用いた主な装置
抜歯部位
上下左右の4番(第一小臼歯)を抜歯
治療期間
2年7ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:30回。
治療費
装置料・基本契約施術料として85万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。
リスク・副作用
矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。
20〜30分 | 3,300円 税込 | ご予約制 |
電話予約 03-3981-9679