矯正歯科治療とは

矯正歯科治療に伴うリスクや副作用

矯正歯科治療に考えられる一般的なリスクやデメリット、副作用について

矯正歯科治療は、適切な治療方針を立てて、相応しい治療方法を選択して、信頼できる治療技術のもとで、順調な治療経過を得ることで、予見性と質の高い治療結果を得ることが可能です。しかし、あくまで人間の体を扱う医療行為ですので、時に、望ましくない治療上のデメリットやリスクに晒される可能性もあります。

ここでは、矯正歯科治療の過程において考えられるデメリットやリスクについて説明を行います。

しかし、デメリットやリスクを考え過ぎるあまり不安が先行して、必要な治療を受ける機会を逸してしまっても意味がありません。これらのデメリットやリスクの可能性を、治療受ける前に理解した上で、正しい判断、状況把握、偶発症が発生時の対処法、ケアに関する知識を得ることで、不安を解消し、正しい判断の一助となれば幸いです。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクやデメリット、副作用

2018年改正の厚生労働省 医療広告ガイドラインでは、矯正歯科治療などの自費診療に係るリスクや副作用を情報提供することが求められています。

矯正歯科治療によって多くのメリットが得られることを理解する一方で、他の医療行為と同様に矯正歯科治療にも潜在的なリスクや副作用があることを理解しておくことが重要です。どのような医療行為を行う場合にも、必ずリスクや副作用の可能性は存在します。リスクや副作用を恐れるのではなく、正しく理解をすることで、安心して矯正歯科治療が受けられることが大切です。

ここでは、矯正歯科治療の過程において考えられるデメリットやリスク、副作用について説明を行います。矯正歯科治療には以下の一般的なリスクや副作用があることをご理解ください。
※すべてのリスクや副作用が生じるわけではありません。

最後に

当院では、上記のような治療中のデメリットやリスクが生じた際には、その状況や今後の対処法、治療の可能性などにつき説明とコミュニケーションを図った上で、可能な限り、望ましい治療結果へと至るように努めて参ります。

矯正歯科医の治療技術が高くても、これらの偶発症の発生を100%抑えることはできません。
大切なことは、正しい治療行為の中で、良好な信頼関係のもと、これらの偶発症が発生した場合には、その問題に対して正しく対応、努力していくことです。

医療において100%を保障することは不可能です。しかし、予測されることは事前に説明を行い、また、不測の事態が発生した場合には、その状況をよくご説明し、正しい対処法の提案と実践できる矯正歯科医としての経験値や包容力を有していることが重要です。

当院では、多くの経験と実績をもとに、可能な限り、患者の皆様が安心して矯正治療受けられるように努めています。お困りの際には、ご遠慮なく、いつでもご相談ください。

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