質問集・用語集
先天性欠如歯に起因した咬合異常
連続する3歯以上の永久歯が生まれつき欠如している状態です。乳歯の晩期残存、大きなすき間、咬合の低下、対合歯の挺出、歯列の非対称がみられます。
単独で生じることが多く、全身症状を伴わないのが一般的です。合併症としては、咀嚼機能の低下、顎堤の発育不良、審美的な課題、対合歯の過剰な挺出などが知られています。
お口まわりの治療としては、残存歯を活かした咬合の再構成、すき間の集約または保存、将来の補綴を見据えた矯正治療などが行われます。特別な全身治療を要さないことがほとんどです。令和8年度の改定で新たに対象となりました。従来は「6歯以上」でなければ対象外でしたが、連続した3歯以上であれば18歳未満で対象となります。
くわしくはその他の先天性疾患の治療のページをご覧ください。
この解説は、矯正歯科で用いられる用語について一般的な内容をまとめたものです。どの処置や装置が適するかは、歯や顎の状態、成長の段階、かみ合わせの成り立ちによって異なるため、ここに書かれている内容が個々の症状にそのまま当てはまるとは限りません。
診断や治療方針についてのご相談は、ご来院のうえ、口腔内とレントゲン写真を拝見してから承ります。お電話でお受けできるのはご予約のお取り次ぎのみです。
このページの監修
尾崎 周作(歯学博士/東京科学大学大学院修了)
- 尾崎矯正歯科クリニック 院長
- 東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)咬合機能矯正学分野 臨床教授
- 日本歯科専門医機構認定 矯正歯科専門医
最終更新:2026年7月26日
当ページの内容は一般的な事柄についてのご説明です。診断や治療方針は、ご来院のうえ、口腔内を拝見してから承ります。
