質問集・用語集

に|矯正歯科の用語解説

乳歯(にゅうし)

生後しばらくして生え始める、子どものときの歯です。全部で20本あり、やがて永久歯に生えかわります。

乳歯は、食事や発音を支えるだけでなく、後から生えてくる永久歯のためのスペースを保つ大切な役割があります。乳歯のむし歯や早期の喪失は、永久歯の歯並びに影響することがあります。生後半年ごろから生え始め、三歳ごろまでに二十本が生えそろい、六歳ごろから永久歯へと生えかわっていきます。

乳歯は「いずれ抜ける歯」と軽く考えられがちですが、実は永久歯の歯並びにとって重要な役割を担っています。それぞれの乳歯は、後から生えてくる永久歯が正しい位置へ導かれるための道しるべであり、また、永久歯が生えるスペースを確保しておく役目も果たしています。そのため、乳歯がむし歯で早く失われたり、大きなむし歯で形が崩れたりすると、周囲の歯が動いてスペースが不足し、永久歯の歯並びが乱れる原因となることがあります。乳歯を健康に保つことは、将来の歯並びの土台づくりでもあり、その大切さを知っておくことが望まれます。