質問集・用語集

え|矯正歯科の用語解説

エナメル質(えなめるしつ)

歯冠の表面を覆う、体の中で最もかたい組織です。歯を保護し、かむ力に耐える役割を持ちます。

一度失われると自然には元に戻りません。装置の周りの清掃が不十分だと、ミネラルが溶け出す「脱灰」が起こり、白い斑点やむし歯につながることがあるため、ていねいな歯みがきが大切です。歯冠の一番外側を覆うエナメル質は、体の中で最も硬い組織で、日々のかむ力に耐え、内部の組織を守る鎧のような役割を果たしています。

これほど硬いエナメル質ですが、酸には弱く、いったん溶けて失われると、骨や皮膚のように自然に再生することはありません。口の中の細菌が作る酸によってエナメル質からミネラルが溶け出し始めた状態が「脱灰」で、むし歯の一歩手前にあたります。矯正装置を着けていると、装置の周りは汚れがたまりやすく歯みがきも届きにくいため、清掃が不十分だと脱灰が起こりやすくなります。進行すると、白く濁った斑点(白斑)や、穴のあいたむし歯になってしまいます。装置装着中は、この大切なエナメル質を守るため、ていねいな歯みがきやフッ素の活用が特に重要になります。