質問集・用語集

き|矯正歯科の用語解説

機能分析(きのうぶんせき)

かむ、飲み込む、話す、あごを動かすといった、お口の働き(機能)を調べる分析です。あごの動きや顎関節の状態、舌や唇の癖、発音などを確認します。

かみ合わせの問題が、見た目だけでなく機能にどう関わっているかを把握することで、治療方針や、必要なトレーニング(口腔筋機能療法)の検討につながります。歯並びやかみ合わせの乱れの背景には、舌で歯を押す癖や、口で呼吸する習慣、飲み込み方の癖など、お口の働きが関わっていることがあります。こうした機能面の要因を見つけ出すことは、治療後の安定を考えるうえでも大切です。

たとえば、舌の癖が残ったままだと、歯を並べても再び押し出されて後戻りの一因となることがあります。そのため、装置による治療とあわせて、舌や唇の使い方を整えるトレーニングが検討されることがあります。あごの関節の状態や、あごを動かしたときの歯の当たり方も確認します。見た目の改善だけでなく、長く安定して機能するかみ合わせを目指すための、重要な視点です。