質問集・用語集
せ|矯正歯科の用語解説
成長発育(せいちょうはついく)
体やあごが、大きくなり(成長)、機能が成熟していく(発育)過程のことです。あごの骨や歯並びも、この過程の中で変化します。
お子さんの矯正治療では、この成長発育を味方につけることができます。あごの成長が活発な時期に合わせて治療を行うと、成長を利用してバランスを整えやすくなります。そのため、治療の時期の見極めが大切です。体が大きくなる「成長」と、機能が成熟していく「発育」を合わせた成長発育は、あごの骨や歯並びも含めて、子どもが大人へと変化していく過程全体を指します。
この成長発育こそが、お子さんの矯正治療における最大の味方となります。あごの骨がまだ成長している時期には、その成長の力を利用して、あごのバランスを整えたり、幅を広げたり、成長の方向を導いたりすることができます。これは、成長を終えた大人では得られない、成長期ならではの利点です。たとえば、上あごの成長が控えめな受け口では上あごの成長を促し、下あごが小さい出っ歯では下あごの成長を導く、といった対応が可能になります。ただし、あごの成長には決まった時期があるため、その時期を逃さず、適切なタイミングで治療を行うことが重要です。だからこそ、お子さんの治療では、成長の段階を見極める診断が大切になります。子どもの治療を支える、根本的な考え方です。
