質問集・用語集

ふ|矯正歯科の用語解説

フック

アーチワイヤーやブラケットに付ける、小さな突起です。ゴム(顎間ゴムなど)やパワーチェーンを引っかけて、力をかけるための起点になります。

フックどうし、または上下のフックの間にゴムをかけることで、歯やあごを目的の方向へ動かす力を生み出します。あらかじめワイヤーに付いているものや、必要な位置に取り付けるものがあります。ゴムやチェーンをかけるための「引っかける場所」をつくる部品で、これがあることで、狙った位置から狙った方向へ力を加えられます。

たとえば、上の歯のフックと下の歯のフックの間にゴム(顎間ゴム)をかけると、上下のかみ合わせを整える力が生まれます。同じ歯列の中でフックどうしをつないでパワーチェーンをかければ、すき間を閉じる力になります。フックの位置は、どこにどの向きの力を働かせたいかによって決められます。ワイヤーにあらかじめ組み込まれたものや、ブラケットに備わったもの、必要に応じて取り付ける小さな部品などがあり、治療の目的に応じて使い分けられる、力の起点となる部品です。