質問集・用語集
原発性低リン血症性くる病
歯髄腔の拡大と象牙質の形成不全による自然発生の歯髄壊死と歯根膿瘍(むし歯がないのに膿瘍を生じる)、エナメル質の低形成、歯の早期喪失がみられます。
腎でのリン再吸収障害による低リン血症、骨の石灰化障害、O脚などの下肢変形、低身長がみられます。合併症としては、反復する歯性感染、骨の変形と疼痛、成長障害などが知られています。
感染予防と早期の歯内治療が中心です。矯正は歯と骨の状態を評価したうえで慎重に計画します。全身に対しては、活性型ビタミンDとリン製剤の投与、近年は抗FGF23抗体製剤。整形外科的治療などが行われます。むし歯がないのに膿瘍を繰り返すことが特徴で、歯科が診断の手がかりとなることがあります。令和8年度改定で対象に加わりました。
くわしくはその他の先天性疾患の治療のページをご覧ください。
この解説は、矯正歯科で用いられる用語について一般的な内容をまとめたものです。どの処置や装置が適するかは、歯や顎の状態、成長の段階、かみ合わせの成り立ちによって異なるため、ここに書かれている内容が個々の症状にそのまま当てはまるとは限りません。
診断や治療方針についてのご相談は、ご来院のうえ、口腔内とレントゲン写真を拝見してから承ります。お電話でお受けできるのはご予約のお取り次ぎのみです。
このページの監修
尾崎 周作(歯学博士/東京科学大学大学院修了)
- 尾崎矯正歯科クリニック 院長
- 東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)咬合機能矯正学分野 臨床教授
- 日本歯科専門医機構認定 矯正歯科専門医
最終更新:2026年7月26日
当ページの内容は一般的な事柄についてのご説明です。診断や治療方針は、ご来院のうえ、口腔内を拝見してから承ります。
