質問集・用語集

こ|矯正歯科の用語解説

咬合干渉(こうごうかんしょう)

あごを動かす(前後・左右)ときに、なめらかな運動を妨げるように、一部の歯が当たってしまうことです。

咬合干渉があると、特定の歯に過剰な負担がかかったり、あごの運動や顎関節に影響したりすることがあります。良好なかみ合わせでは、あごの運動が干渉なくスムーズに行えることが望まれます。あごを前後や左右に動かしていくとき、その滑らかな運動を妨げるように、当たるべきでない一部の歯が引っかかるように当たってしまうことを咬合干渉といいます。

かみ合わせは、ただかみしめたときだけでなく、あごを動かしたときにも調和がとれていることが大切です。あごを横に動かすときには犬歯が、前に動かすときには前歯が主に接触して奥歯を守るように導くのが、機能的なかみ合わせとされます。ところが、このあごの運動の途中で、本来当たるべきでない奥歯などが当たってしまう(咬合干渉がある)と、その歯に過剰な負担が集中したり、あごの動きがぎこちなくなったり、顎関節や筋肉に影響したりすることがあります。そのため、良好なかみ合わせでは、あごの運動が干渉なくスムーズに行えることが望まれます。矯正治療では、静的なかみ合わせだけでなく、こうした動きの中でのかみ合わせの調和も考慮して、治療のゴールが目指されます。あごの動きの調和に関わる、かみ合わせの要素です。