質問集・用語集
ひ|矯正歯科の用語解説
被蓋(ひがい)
かみ合わせたときに、上の前歯が下の前歯にかぶさる、その重なりの様子を指します。前後方向の重なりと、上下方向の重なりがあります。
前後方向の重なりが「オーバージェット」、上下方向の重なりが「オーバーバイト」です。被蓋が大きすぎる・小さすぎる・逆になっている状態は、出っ歯・過蓋咬合・受け口・開咬などのかみ合わせに関わります。かみ合わせたときに、上の前歯が下の前歯にどのようにかぶさっているか、その重なりの様子を被蓋といい、前後方向の重なりと、上下方向の重なりの二つの面からとらえます。
前後方向の重なり、つまり上の前歯が下の前歯より前方へどれだけ出ているかを「オーバージェット」、上下方向の重なり、つまり上の前歯が下の前歯をどれだけ覆っているかを「オーバーバイト」といいます。この被蓋の大きさが、かみ合わせのタイプを表します。前後の重なり(オーバージェット)が大きすぎると出っ歯、逆に下の前歯が前に出て逆になっていると受け口の傾向を示します。上下の重なり(オーバーバイト)が大きすぎて深くかみ込むと過蓋咬合、逆に上下の前歯がかみ合わずに開いていると開咬にあたります。このように、被蓋は前歯のかみ合わせを評価する基本的な指標であり、矯正診断において重要な要素となります。前歯のかみ合わせを表す、基本の概念です。
