質問集・用語集

こ|矯正歯科の用語解説

口蓋(こうがい)

お口の天井にあたる部分です。前方のかたい「硬口蓋」と、後方のやわらかい「軟口蓋」からなり、上あごの一部を構成します。

口蓋は発音や飲み込みに関わるほか、矯正では拡大装置やナンスのホールディングアーチなど、装置を支える土台としても利用されます。生まれつき割れている状態が口唇口蓋裂です。お口の天井にあたる口蓋は、前方の骨に支えられた硬い硬口蓋と、後方の筋肉でできたやわらかい軟口蓋からなり、上あごの一部を構成しています。

口蓋は、食べ物を飲み込む動きや、発音において重要な役割を果たしています。矯正治療では、この口蓋、特に硬い硬口蓋が、装置を支える土台としても活用されます。たとえば、上あごの幅を広げる拡大装置や、奥歯の位置を保つナンスのホールディングアーチなどは、口蓋を支えとして力を発揮します。また、歯科矯正用アンカースクリューを口蓋に植えて固定源とすることもあります。なお、この口蓋や唇が、胎児期の発育の過程で癒合しきれずに生まれつき割れている状態が、口唇口蓋裂です。口唇口蓋裂の治療では、矯正歯科が成長に合わせて長期にわたり関わります。発音や飲み込みを担い、装置の土台ともなる部分です。