質問集・用語集

し|矯正歯科の用語解説

歯周組織(ししゅうそしき)

歯を支える組織の総称で、歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質をまとめて指します。

これらが健康であることが、矯正治療の土台になります。歯周組織に問題がある状態で歯を動かすとトラブルにつながることがあるため、必要に応じて先に歯周の治療を行ってから矯正を進めます。歯を支える仕組みは、歯ぐき(歯肉)、歯を骨につなぐ歯根膜、歯が植わる歯槽骨、歯根表面のセメント質という、複数の組織が連携して成り立っており、これらをまとめて歯周組織と呼びます。

矯正治療は歯を動かす治療ですが、その歯を支えているのがこの歯周組織であるため、歯周組織が健康であることが治療全体の土台となります。歯を動かす際には、歯根膜が反応し、歯槽骨が作り替えられ、セメント質も関わるというように、歯周組織全体が連動して働きます。もし歯周病などで歯周組織に炎症や骨の吸収がある状態のまま歯に力をかけると、骨の吸収が進むなどのトラブルにつながるおそれがあります。そのため、歯周組織に問題がある場合には、先に歯周の治療で状態を整えてから矯正を始める、あるいは並行して管理することが欠かせません。特に成人の治療で重視される、歯を支える組織の総称です。