質問集・用語集
く|矯正歯科の用語解説
クワドヘリックス
4つのループ(らせん)を持つ針金でできた、固定式の拡大装置です。奥歯にバンドで固定し、ばねの力で歯列の幅をゆっくり広げます。
緩徐拡大(ゆっくり広げる)に用いられ、主に成長期に使われます。幅を広げるほか、歯の向きを整える補助に用いられることもあります。装置に組み込まれた4つのらせん状の曲げが、ばねのような弾力を生み、この弱く持続的な力によって歯列の幅をおだやかに広げていきます。奥歯にバンドで固定する、取り外しのできない装置です。
数週間で一気に広げる急速拡大とは異なり、弱い力で時間をかけて広げる緩徐拡大に用いられます。らせんの調整によって力の大きさや向きを加減でき、単に幅を広げるだけでなく、内側に倒れた奥歯を起こすなど、歯の向きを整える補助にも応用されます。固定式のため装着時間を気にせず安定して働き、主に成長期に用いられます。広げたあとは、後戻りを防ぐため一定期間そのまま保つことが大切です。おだやかに歯列を広げる、代表的な固定式の装置の一つです。
