質問集・用語集

さ|矯正歯科の用語解説

サージェリーファースト

外科的矯正治療のうち、先に手術であごの位置を修正してから、矯正治療で歯並びを整えていく進め方です。

従来は手術前にある程度矯正治療を行ってから手術をしていましたが、先に手術を行うことで、見た目の改善が早く得られる、治療全体の期間を短くできる場合がある、といった特徴があります。適応となるかは、骨格や歯並びの状態によって判断されます。従来の外科的矯正治療では、手術の前に一定期間の矯正治療(術前矯正)を行ってから手術に臨むのが一般的でしたが、この進め方では、その順序を変えて先に手術を行います。

先に手術であごの位置を整えるため、顔貌の変化という見た目の改善が治療の早い段階で得られること、また、術前矯正の期間を省くことで治療全体の期間を短くできる場合があることが、特徴として挙げられます。一方で、手術前に歯並びを整えていないぶん、術後の矯正やあごの位置の予測に、より高度な計画と技術が求められます。すべての方に適応できるわけではなく、骨格や歯並びの状態によって適するかどうかが判断されます。従来の進め方とこの進め方のどちらが適するかは、精密な評価にもとづいて、口腔外科などと連携して検討されます。