質問集・用語集

た|矯正歯科の用語解説

タングクリブ

舌が前に出る癖(舌癖)や指しゃぶりを抑えることを目的とした装置です。前歯の裏側に格子状の柵(クリブ)を設け、舌が前歯を押すのを物理的に妨げます。

主に、舌癖などが原因と考えられる開咬(前歯がかみ合わない状態)への対応として用いられます。癖の改善を促す装置で、口腔筋機能療法(MFT)と組み合わせることもあります。前歯の裏側に柵状の障害を設けることで、舌が前歯を押し出そうとする動きを妨げ、癖そのものに気づいて改善するきっかけをつくります。

舌で前歯を押す癖や指しゃぶりが続くと、その力で前歯が前に押し出され、上下の前歯がかみ合わない開咬につながることがあります。この装置は、そうした力の原因となる癖を物理的に妨げることで、歯並びへの影響を抑えようとするものです。ただし、装置だけで癖が完全になくなるとは限らず、舌や唇の正しい使い方を練習する口腔筋機能療法(MFT)と組み合わせて、根本的な改善を目指すことが大切とされています。癖への気づきを促し、行動の改善を支える装置の一つです。