質問集・用語集

は|矯正歯科の用語解説

歯(は)

食べ物をかみ砕く、発音を助ける、顔の形を支えるなど、さまざまな働きを持つ器官です。お口の中で、上下のかみ合わせを構成します。

歯は、表に出ている「歯冠」と、あごの骨に埋まっている「歯根」からできています。表面はエナメル質や象牙質などの層からなり、中心には神経や血管を含む歯髄があります。生えかわりにより、乳歯から永久歯へと交代します。歯は単に食べるための器官にとどまらず、発音を助け、顔かたちを内側から支え、上下がかみ合うことで力を受けとめるなど、多くの役割を担っています。

一本一本の歯は、体の中で最も硬いエナメル質に守られながらも、歯根膜というクッションを介してあごの骨に支えられ、かむ力をやわらげながら受けとめています。この精巧なつくりによって、歯は長く機能します。矯正治療は、この歯を、周囲の骨が作り替えられる自然な働きを利用して少しずつ動かし、一本一本が適切な位置でよくかみ合う状態へと導くものです。歯並びを整えることは、これらの歯の働きを十分に発揮させ、長く健康に保つことにつながります。