質問集・用語集

トリーチャ・コリンズ症候群

下あごの著しい低形成による重度の下顎後退、高口蓋開咬、歯の萌出異常口蓋裂を伴うことがあります。

頬骨の低形成、眼瞼裂の外下方傾斜、耳介の変形、外耳道閉鎖がみられます。合併症としては、新生児期の気道閉塞、伝音難聴、摂食嚥下の困難などが知られています。

お口まわりの治療としては、気道の確保に配慮した矯正、下顎枝延長術に伴う矯正、永久歯列期の外科的矯正治療などが行われます。全身に対しては、気道確保(重症例では気管切開)、耳の形成術と聴覚管理、頬骨・下顎の形成術などが行われます。常染色体顕性遺伝の形式をとることがあり、知的発達は通常保たれます。

くわしくはその他の先天性疾患の治療のページをご覧ください。

この解説は、矯正歯科で用いられる用語について一般的な内容をまとめたものです。どの処置や装置が適するかは、歯や顎の状態、成長の段階、かみ合わせの成り立ちによって異なるため、ここに書かれている内容が個々の症状にそのまま当てはまるとは限りません。

診断や治療方針についてのご相談は、ご来院のうえ、口腔内とレントゲン写真を拝見してから承ります。お電話でお受けできるのはご予約のお取り次ぎのみです。

調べたい用語の頭文字からお探しいただけます(収録 2,457 語)。

このページの監修

尾崎 周作(歯学博士/東京科学大学大学院修了)

  • 尾崎矯正歯科クリニック 院長
  • 東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)咬合機能矯正学分野 臨床教授
  • 日本歯科専門医機構認定 矯正歯科専門医

最終更新:2026年7月26日

当ページの内容は一般的な事柄についてのご説明です。診断や治療方針は、ご来院のうえ、口腔内を拝見してから承ります。