症状と治療実績

上下顎前突・両顎前突

上下顎前突・両顎前突

歯茎の骨ごと上下の前歯が前に出ている場合、上下の唇も前に押し出されて、突出したような口元となります。あご骨の大きさに対して、歯がキレイに収まりきらず、前方に飛び出ている状態です。

このような場合、上下の前歯を歯茎の骨ごと後ろに引っ込めるように治すことで、口元の突出を改善します。横顔のバランスや唇の厚み、唇の閉じやすさ、お口を閉じたときの口の元の緊張感の解消、など多くの問題が改善します。

両顎前突の原因は、でこぼこと同じで、一つ一つの歯の大きさの合計に対して、あご骨(=歯を並べる土台)が小さく、歯がキレイに並ぶためのスペースが足りないことです。でこぼこになる代わりに、歯列が前に突き出して、少しでも多くの歯を並べるために距離を稼いでいる状態です。

上下顎前突・両顎前突

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症例の概要

上下顎前突 口元の突出感 下顎の後退感 あごがない あごに梅干しができる 口が閉じにくい でこぼこ

治療の途中経過を見る

診断名

Angle ClassⅡ Div.1

主な症状

上顎前突 口元の突出感 下顎の後退感 あごがない・小さい でこぼこ

治療内容

表側の矯正装置

年齢・性別

26歳・女性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上顎両側4番 下顎両側4番

治療期間

2年2ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:25回。

治療費

検査費用55,000円 契約費用99万円 処置費用6,600円×25回 保定装置代38,500円×2(上下顎) アンカーミニスクリュー費用132,000円(4本分) 自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

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