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保険適応の矯正治療(顎変形症など)に関する初診相談をご希望の方へ
ご来院前に必ず本稿をご一読ください。 参考ページ:顎変形症(外科的矯正治療)(https://s-ooc.com/jawabnormality/)
近年、顎変形症など保険適応の矯正治療に関するご相談が増えています。矯正治療は原則、保険適応外の自費診療です。しかし、外科手術を併用しないと”かみ合わせ”を改善できない重度症状の場合にのみ、保険が適応となります。
保険適応が可能かどうかの最終的な判断には、以下の手順が必要です。
①初診相談でご来院
②後日、精密検査
③後日、検査結果の説明および診断
④保険適応の矯正治療(顎変形症など)の可否についての確定的な最終判断
※初診相談でご来院された時点では、まだ顎変形症の確定的な診断を行うことはできません。顎変形症に関する初診相談を希望される場合には、保険適応の矯正治療に関する正しいご理解を頂いた上でご予約、ご来院されますようお願い申し上げます。
顎変形症の判断基準(顎変形症が適応となるか否か)については、症状の重症度や、受診する医療機関の裁量、術者の考え方や力量、技術力によって異なります。当院の顎変形症に関する判断基準の一つは、「矯正治療による歯の移動だけでは、咬合状態の改善が見込まれない」ほどの重症度の大きい”骨格的なズレによるかみ合わせのズレが認められる場合”が必須要件です。
お顔の曲がりやアゴの出た感じ、りんかくの非対称、アゴがない、ガミースマイルなど、見た目の症状が見られても、矯正歯科治療による歯の移動でかみ合わせの改善が見込まれる場合には顎変形症の適応とはなりません。
顎変形症の適応外で外科的矯正治療を希望される方は、サージェリーファーストアプローチ(https://s-ooc.com/surgeryfirst/)の適応となります。
保険適応の矯正歯科治療に関する正しい情報の普及とご理解を願っております。