症状と治療実績

前歯が出ている

前歯が出ている

上の前歯の角度や位置が前方に飛び出している状態です。口を閉じたときに下唇が上の前歯と下の前歯の間に入ってしまい、口を閉じているのにうっすらと上の前歯が見えてしまうこともあります。

上下の唇をうまく閉じることができなくなり、唇の筋力自体も低下して、普段から少し口が開いたようなお顔立ちになってしまうこともあります。

また、転んだときに前歯をぶつけやすいなど、大切な前歯を傷つけてしまいやすい状態です。

上顎前突の原因は、骨格的に上あごと下あごに前後のズレがある場合や、上の歯が前にせり出していたり、下の歯が後ろに引っ込んでいることで、上下の前歯に前後差が生じていることなどが考えられます。

出っ歯の改善例

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治療の途中経過を見る

診断名

上顎前突症

主な症状

骨格的に下あごの位置が後ろに下がっていて、なおかつ、上の前歯が前方へ突出していることによる上顎前突症でした。成長期のスパートとしては後半で積極的な下あごの成長コントロールが治療上必須となる症状です。ご本人の矯正治療に対する協力度も高く、良好な成長コントロールが達成され、同時に、上下の前歯の角度やでこぼこ、口元の突出感に関しても改善が得られ、緊密なかみ合わせが得られました。適切なタイミングで、適切な治療を行うことが重要です。

治療内容

上左右の第1小臼歯、下左右の第2小臼歯を抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

14歳・女性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上左右の第1小臼歯、下左右の第2小臼歯を抜歯

治療期間

2年8ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:30回。

治療費

装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

出っ歯の改善例

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診断名

上顎前突症

主な症状

骨格的に下あごの位置が後ろに下がっていて、なおかつ、上の前歯が前方へ突出していることによる上顎前突症でした。成人の治療では、成長期に見られる下あごの成長コントロールによるかみ合わせの改善が見込めません。そのためより慎重に歯をコントロールする技量が治療上必須となります。この症例では矯正用アンカースクリューを用いることで、抜歯して得られた隙間を最大限に口元の審美性の改善に利用しています。

治療内容

上左右の第1小臼歯、下左右の第2小臼歯を抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

24歳・女性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上左右の第1小臼歯、下左右の第2小臼歯を抜歯

治療期間

2年3ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:27回。

治療費

装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

出っ歯の改善例

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診断名

上顎前突症

主な症状

骨格的に下あごの位置が後ろに下がっていて、なおかつ、上の前歯が前方へ突出していることによる上顎前突症でした。成人の治療で、成長コントロールによるかみ合わせの改善が見込めません。また下の歯列は全体に左側に回転しており、上下の正中線が偏位し、左側のかみ合わせのズレが大きい状態でした。そのため左右非対称な歯のコントロールが必要であり、左右バランスの取れた良い治療結果へ至るには難易度の高い症例と言えます。

治療内容

上左右の第1小臼歯、下右の第1、下左の第2小臼歯を抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

20歳・女性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上左右の第1小臼歯、下右の第1、下左の第2小臼歯を抜歯

治療期間

2年5ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:27回。

治療費

装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

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