症状と治療実績
上顎前突
上の前歯の角度や位置が前方に飛び出している状態です。口を閉じたときに下唇が上の前歯と下の前歯の間に入ってしまい、口を閉じているのにうっすらと上の前歯が見えてしまうこともあります。
上下の唇をうまく閉じることができなくなり、唇の筋力自体も低下して、普段から少し口が開いたようなお顔立ちになってしまうこともあります。
また、転んだときに前歯をぶつけやすいなど、大切な前歯を傷つけてしまいやすい状態です。
上顎前突の原因は、骨格的に上あごと下あごに前後のズレがある場合や、上の歯が前にせり出していたり、下の歯が後ろに引っ込んでいることで、上下の前歯に前後差が生じていることなどが考えられます。
上下顎前突の改善例
治療の途中経過を見る
診断名
上下顎前突症
主な症状
上下の顎に対して並んでいる歯が大きく、でこぼこと上下の前歯の前方への突出が見られました。上下の唇も突出し、口元も閉じにくい状況でした。口元の改善を大きく狙うために抜歯して矯正治療を行う際に当院ではできるだけ寿命の長い歯を残して、すでに歯科治療してある歯を抜歯の対象歯とするように努めています。歯を抜いて得られたスペースを最大限に有効活用して、口元の改善につなげることが望まれます。治療結果として緊密で美しいかみ合わせだけではなく、横顔の審美性の改善も大きく得られました。 また口元の突出が改善することで、 スマイル時にみられたガミースマイルも改善しました。当院では様々な観点から妥協のない、高い質の矯正治療を実践します。
治療内容
上下左右の第一小臼歯を抜歯したマルチブラケット治療
年齢・性別
23歳・女性
治療に用いた主な装置
抜歯部位
上下左右の第一小臼歯を抜歯
治療期間
2年3ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:27回。
治療費
装置料・基本契約施術料として85万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。
リスク・副作用
矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。
上下顎前突の改善例
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診断名
上下顎前突症
主な症状
骨格的に上下の顎の骨の位置に大きな問題はありませんでした。しかし、上下の顎に対して並んでいる歯が大きく、でこぼこと上下の前歯の前方への突出が見られました。歯茎の骨ごと前歯が前方に傾斜することで、上下の唇も突出し、口元も閉じにくい状況でした。口元の改善を大きく狙うために抜歯して矯正治療を行いました。抜歯をすると決断するならば、歯を抜いて得られたスペースを最大限に有効活用して、口元の改善につなげることが望まれます。治療結果として緊密で美しいかみ合わせだけではなく、横顔の審美性の改善も大きく得られました。当院では、そういった観点から妥協のない、高い質の矯正治療を実践します。
治療内容
上下左右の第一小臼歯を抜歯したマルチブラケット治療
年齢・性別
23歳・女性
治療に用いた主な装置
抜歯部位
上下左右の4番(第一小臼歯)を抜歯した矯正治療
治療期間
2年6ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:30回。
治療費
装置料・基本契約施術料として85万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。
リスク・副作用
矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。
上下顎前突の改善例
治療の途中経過を見る
診断名
上下顎前突症
主な症状
骨格的に上下のあごの骨の位置に大きな問題はありませんでした。しかし、上下のあごに対して並んでいる歯が大きく、上下の前歯の前方への突出が著しく見られました。歯茎の骨ごと前歯が前方に傾斜することで、上下の唇も突出し、口元も閉じにくい状況でした。口元の改善を大きく狙うために抜歯して矯正治療を行いました。抜歯をすると決断するならば、歯を抜いて得られたスペースを最大限に有効活用して、口元の改善につなげることが望まれます。一方でこの症例では、親知らずは骨の中で傾いて埋まっていました、できるだけ多くの歯を残す努力として骨の中の親知らずを並べる治療を行いました。結果として、緊密で美しいかみ合わせ、横顔の審美性の改善も大きく得られたと同時に、28本という多くの歯を残すことができました。当院では、審美的で、機能的な、かつ、多くの歯を残す妥協のない、バランスのとれた高い質の矯正治療を実践します。
治療内容
上下左右の第一小臼歯を抜歯して、上下左右の親知らずを並べて28本の歯を残したマルチブラケット治療
年齢・性別
19歳・男性
治療に用いた主な装置
抜歯部位
上下左右の4番(第一小臼歯)を抜歯
治療期間
2年7ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:30回。
治療費
装置料・基本契約施術料として85万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。
リスク・副作用
矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。