症状と治療実績

空隙歯列

すきっ歯・歯の隙間が空いている・空隙歯列

歯と歯の間に隙間が生じている状態です。特に上の前歯の間に隙間が開いている状態を正中離開といい、笑ったときに隙間が目立ってしまいやすい症状です。

原因は、あご骨に対して歯の大きさが小ぶりで、歯が並ぶスペースが余っている場合や、舌が歯を前に押し出す力が強い場合、また正中離開には、上唇小帯と呼ばれる上唇のスジが過度に発達している場合、などが考えられます。

すきっ歯の改善例

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治療の途中経過を見る

診断名

前歯部正中離開を伴う下顎前突症

主な症状

上の歯の前歯の真ん中に隙間ができる原因は様々です。この症例では正中に過剰歯があり、過剰歯の抜歯後、隙間が残ってしまった状態でした。骨格的にも受け口の傾向があり、また、幾つかの歯が先天欠如しており、かみ合わせのバランスが乱れていました。奥歯のかみ合わせのバランスも整えて、隙間を閉鎖するとともに、口元の突出間の改善を図りました。下の前歯はもともと1本が欠損していて上下の正中線もずれていましたが、しっかりと正中線も合わせて良好なかみ合わせに仕上がっています。

治療内容

下右の第二小臼歯と親知らずを抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

21歳・男性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

下右の第二小臼歯と親知らずを抜歯

治療期間

2年5ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:28回。

治療費

装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

すきっ歯の改善例

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診断名

空隙歯列

主な症状

比較的かみ合わせの強いタイプで、前歯の上下のかみ合わせが深くなっていました。上下のかみ合わせが深いことで下の歯が上の歯を押してしまい、上の歯に隙間ができていました。しっかりと奥歯から深いかみ合わせを挙上する治療を行い、前歯の隙間を閉じています。このような症例で矯正治療後にかみ合わせが深くなってきてしまうと、再度、前歯の隙間が開いて再発することがあります。できるだけかみ合わせが深くならないようにしっかりと咬合状態を仕上げる矯正治療を行うことが重要です。

治療内容

上左の親知らずを抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

26歳・男性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上左の親知らずを抜歯

治療期間

1年8ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:19回。

治療費

装置料・基本契約施術料として65万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

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