症状と治療実績

でこぼこ

でこぼこ

でこぼこの原因は、一つ一つの歯の大きさの合計に対して、あご骨(=歯を並べる土台)が小さく、歯がキレイに並ぶためのスペースが足りないことです。

例えば、10人に対して10人掛けの長椅子ならキレイに座れますが、椅子が8人掛けだった場合、どうしてもどこかに歪みが生じガタガタしてキレイに座れません。

またさらに細かく考えると「一つ一つの歯が大きい場合」「あご骨が小さい場合」「歯列のアーチの幅が狭い場合」「奥歯が後ろから押して前歯がでこぼこしている場合」などが考えられます。

でこぼこの改善例

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症例の概要

かみ合わせの骨格的なズレの問題はあまりない一方、上下のあごの大きさに対して並んでいる歯が多過ぎるために八重歯やでこぼこを生じている状態でした。顔の大きさが決まっている以上、あごの大きさにも限界があり、そこへ並べられる歯の大きさにも限界があります。そのため、便宜的に歯を抜いてスペースを作りでこぼこを解消する治療を行いました。

治療の途中経過を見る

診断名

叢生を伴う上下顎前突症

主な症状

叢生、八重歯、上下顎前歯唇側傾斜

治療内容

上下の左右の第一小臼歯を抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

22歳・女性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上下の左右の第一小臼歯を抜歯。

治療期間

2年6ヵ月 動的治療が完了するまでの治療回数:28回。

治療費

装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

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