過蓋咬合の改善例
過蓋咬合の改善例
治療の途中経過を見る
お悩み(主訴)
診断名
過蓋咬合を伴う上顎前突症
主な症状
過蓋咬合の治療を行う上で重要なことは、その状態が引き起こされた原因をよく考えることです。その原因をよく理解した上で治療計画を立てないと、矯正治療後に安定した状態が得られないと言えます。矯正治療において重要なことは良質な治療結果を得ることと同時に、得られた治療結果が長期に安定して良好な予後が得られることと言えます。過蓋咬合の場合は、もともとかむ力が強いことが予想されます。矯正治療の方針を立てる上でもできるだけ多くの歯を残してその荷重に耐えられる歯列を構築することが大切と言えます。
治療内容
上の左右の第一小臼歯、下の左右の親知らずを抜歯したマルチブラケット治療
年齢・性別
17歳・女性
治療に用いた主な装置
抜歯部位
上の左右の第一小臼歯、下の左右の親知らずを抜歯
治療期間
2年1ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:23回。
治療費
装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。
リスク・副作用
矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。
20〜30分 | 3,300円 税込 | ご予約制 |
電話予約 03-3981-9679