開咬の改善例

 

開咬の改善例

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症例の概要

開咬の治療に際しては、その原因をよく理解した上で対応していく必要があります。開咬を生じる大きな一つの要因として舌や唇といった歯列を取り囲む筋肉の異常な習癖による理由が考えられます。当サイトでも筋機能療法(MFT)のページにて詳しく説明を行なっています。この症例においては舌の日常的な機能が歯列に及ぼす影響を考慮する必要がありました。そこでできるだけ過度な抜歯による歯列内の容積の減少を最小限にする、つまり、舌の置き場が狭くなりすぎないように配慮する治療計画の元、治療を行いました。治療後5年以上を経過しても明らかな後戻りは見られず安定した予後が得られた状態です。

治療の途中経過を見る

診断名

開咬を伴う下顎前突症

主な症状

開咬、叢生、上下前歯正中線の偏位、上下顎前歯の唇側傾斜、上下口唇部の突出感。

治療内容

上の左右の第一小臼歯と左下の第二小臼歯と右下の親知らずを抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

21歳・男性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上の左右の第一小臼歯と左下の第二小臼歯と右下の親知らずを抜歯

治療期間

2年6ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:29回。

治療費

装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

20〜30分 | 3,300円 税込 | ご予約制
電話予約 03-3981-9679