開咬の改善例

 

開咬の改善例

画像: 画像: 画像: 画像: 画像:
画像: 画像: 画像: 画像: 画像:

症例の概要

前歯はかみ合わず奥歯でしか咬んでいない重度の開咬です。でこぼこや口元の突出感の改善も必要であったため、便宜的に歯を抜いて矯正治療を行っています。開咬の治療では無理に上下の前歯を伸び出させる治し方は、上手な治療とは言えません。骨格的な開咬を上手く改善しながら、過度な上下の前歯の伸び出しを防ぎつつ改善することが、上下の前歯の歯周組織の健康や術後の後戻りに対する予後安定の観点から重要と言えます。当院では、特に開咬の治療に際してこれらのポイントに配慮した治療を行っています。

治療の途中経過を見る

診断名

開咬を伴う上下顎前突症

主な症状

開咬、叢生。

治療内容

上下の左右の第一小臼歯を抜歯したマルチブラケット治療

年齢・性別

17歳・女性

治療に用いた主な装置

抜歯部位

上下の左右の第一小臼歯を抜歯

治療期間

2年9ヵ月。動的治療が完了するまでの治療回数:31回。

治療費

装置料・基本契約施術料として90万円(税別)。その他として検査料3万5千円、診断料1万5千円、毎月の調整料3〜6千円(税別)。自由診療であり治療費は全額自己負担、健康保険証は使えません。

治療費・お支払方法

リスク・副作用

矯正治療上のリスクとして、虫歯の発生、歯根吸収、歯肉炎・歯周炎の発生、などが考えられた。本症例では幸いにも、そのような望ましくない偶発症状は認められず、無事に動的治療を完了することができた。

デメリットやリスク

20〜30分 | 3,300円 税込 | ご予約制
電話予約 03-3981-9679